うちの3歳の男の子・さいちんは、成長がゆっくりです。
昨年の春にあった、こども発達センターや専門医の検査では、
知能が1歳10か月、運動面が1歳8か月との結果でした。
診断は今現在も確定していませんが、自閉症なのかなー。
言葉が遅れてる、全体的に成長が遅れてるって事は、知的障害もあるのかも。
ついでにレックリングハウゼン病(神経線維腫症)という難病の疑いもあります。
だけどさいちんは、至って見た目、普通の男の子。
背は標準より高く、体格もどっしりしっかりしています。
でも、顔つきは赤ちゃん。
年下の子に
「赤ちゃんがいるー!!」
と、よく言われます。
ほっぺがぷっくりして、確かに幼児というより赤ちゃんの顔。
よだれがまだ収まらないので、よだれかけをしているのも理由かもしれません。
そんな、まだまだ赤ちゃんのさいちん。
「パパ」とか「ママ」とか言ったことありません。
「マンマー」とかそういうのもまったく。
3才になり、なんとなく言葉を真似し出して、
シチュエーションに応じた言葉を時々真似するようになり、ついに3才5か月のある日の夜・・・
「あれ!?」
「くまプー、どこ!?」
と、喋ったんです。
小さい子特有の舌足らずな口調「あえ~!?」とかではなく、
「あ」「れ」「!?」
と、はっきりした口調で言い、お気に入りのくまのおもちゃを探し出したのでした。
ちゃんと、言葉と行動が合っている!!!
私、泣いてしまいました。
急にこんなに、はっきりと言葉を出すものなの!?
この子とは、いつかきっと一緒にお喋りできるようになる😊
そう、思いました。
はっきり言葉が出たのはそれっきり。
それでも、少しずつ成長はしているようで、できなかったジャンプができるようになり、トップスを自分で脱げるようになり(自分で脱がないことが99%だけど)、コップ重ねのコップを大きさ順に収納できるようにもなりました。
言葉の方も真似が格段に増えました。
2語文も真似します。
数字を見て「イチ」「ヨン」「ゴ」と正確に言っていたり、「あいうえお」の文字を見て、その通りに言うのはお手のものになりました。
姉のさゆちゃんがいない時、急に部屋のドアから廊下を覗いて
「あゆ(さゆ)ちゃんどこ?」「あゆ(さゆ)ちゃんどこ?」と言っていたり。
いつもニコニコ、どこへ行っても人気者のモテモテさいちん。
さいちんの笑顔を大切に、ゆっくりゆっくりの成長、見守っていきたいです。